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ニートが働いたかもしれないブログ。

無職ひきこもりニートを10年プレイしたひとの妄想劇ブログ。

志持つニートが一人でもやって来て読んでくれればOKだからニートアピールしてるだけやで。
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ニートがフリーランサーで転戦していく人生(仮)④/プロ警備マン。それはガードマンか還暦の天下り先か。

「フリーター戦線」の話

警備員がいいなあ。あと何かしらの運転手。

 

警備の仕事はなんだかイメージがかっこよかった。ガードマンだ。上級職はアルソック」や「セコム」などが存在する。最上級職はSP(要人警護官)。

 

まあ実際はこんなエリート警備員じゃあなくて、 交通誘導から始めたりする普通の施設警備員的なもの。

 

近所のスーパーによくいる物々しい制服の人達だけど、正直「こんなじっちゃんで警備が務まんのかい」と思った。

 

なにも知らないうちはなにか「特殊な戦闘訓練を受けた元警察か元自衛官の人でも成るのか」と思っていたが、 実際は、「割と誰でもやれるらしい」と知った。ネットで知った。

 

 

面接に行ったら「若い人は助かる」と大歓迎ムードで迎えてくれてとても入りやすかった。

 

 

この職場は定年になった還暦のお歴々たちが年金受給までにつなぎとしてやってくることも多いのだという。

 

だから「年上の人と仲良く協力できるか」ということも訊かれたけどそんなのわからないから「できます」としか言えない無意味な儀式だった。

 

それにしてもスーパーやデパートのなかで見る警備員さんがおっちゃん達なのはそういうことだったのかと納得した。

 

もっとハードで体力がいる格闘家並みのウデを持っていないと務まらないものかと思っていたのだけど。

 

 

自分も一応、「軍属志望」だったこともあるし少し楽しみだったのだがこれで萎えたのだった。

 

 

最初に30時間の講習を受けなくてはいけなくて何やらビデオなどを鑑賞させられた。

 

でも大体は「どやオレたちのこの動きかっこええやろ」的なビデオだった。アルソックやセコムなどではなく普通のおじさんたちがやってるものだと思うと少し悲しくもあった。

 

 

勤務時間はとにかくヒマだった。

 

 

ヒマの上塗りみたいなものだった。およそこの世に「ヒマ」ということがあるのならこのことを言うのではないのかと言うほどヒマだった。

 

最初の一回は緊張と目新しさがあったが、

 

少し経つとそれは長く感じられ、

 

また少し仕事時間が終わりに近づくにつれて不気味さすら漂い始めた。

 

「こんなことをもしかしてずっと続けるのか?」

 

みたいな恐怖感すらあった。

 

およそこの世に「無駄」な時間があるならばきっとこのことを言うのだろうというくらいそれは無駄な時間に思えた。

 

たとえお金を貰えようと、

 

なぜこんなに時間を無駄に過ごさなければいけないんだろうかなんて思っていた。

 

 

ただ、慣れると、「短く終われるとき」アリだった。

 

 

というのも、スーパーなどの施設警備の場合は長時間のものもあれば、持ち回り制の短時間のモノもあったから、短い短期のものだけ選べばよかった。

 

あくまでオレの目的は「小遣い稼ぎ」なのだから「一日の収益性に拘る必要はない」から。

 

 

あとは工事現場の見張りは、その時々。

 

基本的には長時間(8時間~12時間)になってしまうけど、現場に交代制が敷かれている場合はほとんど休憩できるのでスマホゲームやり放題だったからだ。

 

この場合ならとりあえずゲームはできる。

 

この時ちょうどソーシャルゲーにハマっていたからうまくマッチングした。とにかく週イベントでひたすらポチポチポチポチしてイベントポイントを稼いでレアキャラゲットに燃えていたのだ。

 

何かあってはログインして、人からのメッセージを見たり、

 

働いてるふりして昼間は無反応を決め込んだり。

働いてるけど。

 

そんな、というかこんなテクニカルな情況は説明かなわんだろうしニートとか思われたら嫌だし。

 

 

そんな自分を偽ったライアーゲームを楽しんでいる間に、58歳の働き盛りなおっさんが6月のジメジメした小雨のなかで、ただただ突っ立っている。

 

 

次の交代が来るまであと3時間もあるからまだまだ遊べるんだ。

 

 

オレはこの世の正義というものを疑ったね。

 

 

なにが起きているのかオレには皆目わからなかったがそんなことはどうでも良かった。

 

ただ手取りと、ゲームの中の偽りの自分と、帰って一杯やるファンタグレープ味にブランデーを垂らしたソウルメイトがあればそれでフィーバーナイトなのさベニーボーイ。

 

つまりなにが起きていたのかというと、

 

工事現場の長期仕事はトイレなどのために空きができる。業務自体は1人でいいんだけど、トイレなどでその場を空けることが許されないから誰か余計に存在して交代交代でやっていくバディシステムなのだ。

 

 

ただでさえヒマな警備が更にヒマになって「ヒマ」がスーパー進化して「自由時間」になったというわけなのだ。

 

 

だからオレは「短時間」「交代」が載っていたらばすぐに応募して正義をあざ笑ってやったんだ。

 

 

こんな仕事しかねえならせいぜい利用してやるぜと言わんばかりにオレは尖っていた。

 

 

するとどうだろう、

 

「あれ意外とこの仕事良いかも」

 

なんて思ってくる。

 

 

制服もかっこいいし(施設内の場合)。

 

別に「雨の中」「雪の中」「軽い台風の中」を突っ立っていることはそう苦ではなかった。

 

もともと軍属志望だったし、そんなことはむしろMっ気を刺激されるようにその気になって楽しめた稀有な精神の持ち主だったのかもしれない。自分の中に、「ちょっと子供が雨の日や泥の中を楽しくはしゃぎまわるような」無邪気で好奇心旺盛なところを垣間見た。

 

嫌なことは交通整理だっただろうか。

 

慣れればそんなに問題はないけれど、最初は交通量が多いと焦るし、一番嫌なのはそういう時にいる「怒号クレーマーなわけである。そういう時、

 

「うっさいわボケ」

 

とは言ってはならない。

 

「言うこと聞け訴えるぞ!!!!!!」

 

なら言ってよし。

 

 

業務を遂行しているだけであるからね。

威力業務妨害には断固たる抵抗が許されますよ。

 

 

1回しかこんなことはなかったから、警備会社にまで文句を言われることはなかったけど、ちゃんと念を押して「警備の業務を妨害しないでください。文句があるなら警察へいってくださいよ。」ということは「認識」(※脅迫はダメよ)させておいたほうが安全かね。でもそれで弾かれてもほかに移ればいいし、ダメなら別の短期バイトを捜すだけだし、それよりも自分を大事にして精神衛生上をよく保たなんといかんよね。

 

 

そう言えば、一度このスキルが役立ったことがあった。

 

 

いつも休日に隣町にサイクリングして商業施設をぶらぶら気分転換する性癖がオレにはあるんだけど、

 

その途上の交差点でバイクマンがヘルメットかぶったまま横たわってる現場に遭遇。

 

事故なわけだった。その人はピクリとも動かない。ぶつかった車の人なのか、ひとりが介抱し、もうひとりが車のそばでお電話中。救急をヘルプしているのだろう。

 

だからオレは、「……あ、じゃあオレはなにもしなくて良いのか」ということで過ぎ去ろうとしたけど、よく見るとそれなりに交通の邪魔になっているわけで、

 

まあつまり交通整理をしたのだ。

 

我ながらヒーロー気分だったのを覚えているけれど、後に警察が来て感謝をされた。その時、何か悪いように言われるかもしれないと思ったから「あ、警備と交通整理の資格持って警備員しています」と強めに主張した。

 

警備員には資格があるのだ。

 

 

 「施設警備業務検定」2級

 

「交通誘導警備業務検定」2級

 

「雑踏警備業務検定」2級

 

 

とにかく2級ホルダーな『トリプル資格のガードマン』がオレだった。

 

参考「警備員の資格一覧」

 

本当はもっとあるんだけど、中でも空港警備の資格はなんとなく憧れたが、そもそも誰でもやれる警備員なので資格なんて本当は要らないんだけど、あったらあったで何気にプロ意識が芽生えるというか、「威張りが効く」から持ってみた。

 

 

これで警備員の仕事には一生困らないかもしれない。

 

 

短時間のみしかやらないけど。

 

 

あとはこれで稼いだ金でジムに通って体を鍛えた。

なにせトリプルガードマンであるから。

 

 

そこはその名に恥じないように胸板を厚くしなければ、酔っぱらいやヤンキー集団の悪ノリが多発する深夜帯のレベル4区域ではどうなることやらなのだ。ね。そうでしょ。ね。

 

 

でもこうやってどんどん目的が生まれて進んでいけるのは、

 

進んでいけてると思うのは悪くないよなって思っていた日々。

 

 

なんだかんだで「遊び」よりまだこんなことを優先させていた。

 

目指すものがあれば、なんでも良いのかもしれないこの人生。

 

キノコ工場のときより格段に自由時間が増えて「やりたいことをやれる時間が増えた」のはとても「叶ったり」で歓迎スべきこと。

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